第７９回関西スタディグループ（５／２３)

お金とはなんでしょうか？

赦した分だけ受け取れる、祝福の表れでしょうか？

感謝の気持ちを表したものでしょうか？

お金も幻想です。奇跡にたどり着く道具の一つです。

ですが、なぜか特別に意味を感じてしまうもの。

豊かさとくっつけて考えてしまいがちなもの。

受け取るものとして考えてしまうもの。

自分の尊厳に関わるもの。

その反面、持っていてはいけないと罪悪感と同盟を結んでいるもの。

レッスン７６の中に、このように書かれている箇所があります。

「あなたは、山積みにした紙切れの束と大量の円形の金属がない限り餓死してしまうと、本気で思っている。小さな粒状の個体や、鋭い針で血管に注ぎ込まれる液体が、病気や死を寄せ付けずにいられると、本気で思っている。別の肉体があなたの傍にいないかぎり、自分が孤独だと本気で思っている」

また、テキスト第２７章にも

「それは、この世界の宣言するところによれば価値があり実在するものとされる小さな円形の金属や紙切れにより買い求めたものを、自分の見につける。肉体がそうしたものをえるために仕事をし、無意味なことを行い、そうして手に入れたものをまた自らが必要としてもいないければほしくもない無意味なもののために投げ捨てる」

私たちが持っている、「お金」を通して見ているものはなんなのでしょう？

その思いを通して、みなさんと共に 赦されたいと思います。

どうぞ、ご一緒に分かち合いましょう。